「さよならミニスカート」2巻のあらすじや考察、感想などをまとめました。
4話～6話についてはそれぞれ細かくまとめてありますので、より詳しい考察やあらすじは
各ページを参考にしてみてください。
こちらでは、改めて総括という形でまとめてあります。
ネタバレを多く含むので、読んでいない方はご注意ください。
「さよならミニスカート」２巻のあらすじ・ネタバレ
2巻は主人公神山仁那を中心に、周りの登場人物の内面が浮き彫りになったストリー展開でした。
話はざっくり大きく分けると・・・
■光が犯人ではない理由。
■仁那のポスター事件。
■未玖の拉致事件。
こんな感じかと思います。
まずは、各話ごとに「さよならミニスカート」のあらすじをまとめて、考察してきたいと思います。
以下は私の主観が大いに含まれていますので、広い心でお楽しみください。
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４話のあらすじ
■仁那が光を連れて向かった先は、デビュー当時のピュアクラブが活動していた小さなライブハウス。
■犯人の特徴は左脇腹に３つ並んだホクロ。
■サラに促され、光はシャツを脱ぎホクロがないことを確認させる。
■マネージャーは仁那に転校を勧めるが、仁那はそれを拒否。
■光も仁那を守ると言い、一緒に登下校すると提案。
■一方で犯人は、部屋で1人未玖の写真にナイフを突き刺す。
仁那の回想シーン
4話は仁那の回想シーンが物語のキーワードとなっています。
相手が求める姿、期待している答えを汲み取り、言動に移すことが仁那のアイデンティティでした。
回想シーン①3年前
■母親のお腹には再婚相手との間にできた新しい命が。
■「仁那は弟か妹だったらどっちが欲しい？」と問いかける母親。
■どっちもほしくない(本音)「・・・弟かな」笑顔で答える仁那。
回想シーン②ピュアクラブ時代
■ファンとの生配信の日。
■コテでウエーブを巻いてみた仁那。
■「かわいい…けど、黒髪ストレートのレンレンのイメージを壊さないで欲しい」との意見が挙がる。
■翌日、いつもの髪型に戻す仁那。
５話のあらすじ
■翌日から仁那は光と登校する。
■ストーカーに遭っているかもしれない未玖と心配する友達。
■何故か光が未玖の送り迎えを頼まれる。
■正暉は未玖のストーカー話しは自作自演じゃないかと疑う。
■ある日、黒板にピュアクラブ時代の雨宮花恋(仁那)の下着姿のポスターが貼られていてクラスは大騒ぎ。
■「好きな男の人以外に自分の体見せるなんて汚い」
■「こんなことしてるからファンに刺されるんだよ」
■耐えられず仁那は屋上に逃げ出してしまう。
■光は助けられなくてごめんと謝り「女の子の体は汚くない、きれいなものでしょ」と仁那に伝える。
■仁那に、光の妹が羨ましいと言われるが、俺なんか…と光の心境は複雑。
■六花はセクハラを相談した友達に「汚い」と陰口を叩かれ不登校になってしまった。
■未玖が仁那に放った「汚い」という言葉が重なり、嫌悪感を抱いた光は未玖を一人残しその場を去ってしまう。
■すぐに思いとどまり、戻るが未玖がいない。
■片方の靴だけが道に転がっていた。
６話のあらすじ
■未玖を見失い、混乱する光。
■未玖は2人組の男に乱暴されていた。（強姦まではされていない様子）
■その時辻に目撃され、未玖は口止めする。
■翌日、何事もなかったように登校する未玖。
■文化祭の仮装大会についてのクラス会議のシーン。
■男子に促される形で未玖が出場を快諾。
■男子大喜び、それに反して女子の間で不満が飛び交う。
■嬉しそうに煽る沖田に、辻の平手打ちが飛ぶ。
■廊下に出る未玖。
■辻から事情を聞き、慌てて追いかける仁那。
■「次生まれ変わるなら今度こそ本当のアイドルになりたい」と本音でぶつかる。
■「私は何も与えない。この世界を利用して奪う側に立っている」と言い返す未玖。
■「いつだって奪われているだけ」と反論し図星を突く仁那。
■未玖は光を責めキスを迫る。応じてしまう光。
■追いかけた仁那は2人を目撃してしまい、涙を流す。
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「さよならミニスカート」2巻の感想
まず最初にホッとしたのが、光が犯人じゃないってことがハッキリしたことでした。
真犯人が分かった訳ではないですが、一応話が一区切りついたと思います。
・・・と思ったのもつかの間、未玖の嫉妬心が爆発してきましたね。
仁那のピュアクラブ時代の下着姿のポスター貼ったのも未玖でしょうし・・・。
仁那に嫌がらせするだけの為に、あのポスター買ったんですよね！？
大事なお小遣いを使って買っている訳ですから、それを想像したらちょっと粘着質な性格？と思い、怖く感じました。
でも、その甲斐あって？仁那に与えたダメージは計画通り、いやそれ以上の成果があったん
じゃないでしょうか？
にもかかわらず、仁那は未玖が放っておけません。
というのも仁那の回想シーンで分かる通り、かつての仁那は相手に合わせるのが自分、周囲の評価＝自分という女の子でした。
未玖にその当時の自分を重ねてしまったんですね。
自分に似ている・・・と。
だからこそ、6話終盤で図星をついて未玖を怒らせてしまいます。
鎧をはがされてしまった未玖は、自分をさらけ出し、光に本音をぶつけます。
キスに応じた光の気持ちは理解できませんでしたが・・・。
それを仁那が目撃してしまうという！！
負のスパイラル！
でも偶然じゃなかったら？
仁那に目撃されるのを計算しての行動だったら？
未玖ってやっぱりしたたかかも！
第3部7話はこちら⇒
さよならミニスカート7話(3巻)
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